【ラジオドラマ】獺祭　純米大吟醸 磨き三割九分 DX箱入り

いらっしゃいませ。今日はどうしたの？

お酒を贈りたいのね。それは素敵なことだわ。贈る相手はどんな人なの？

そうなの。じゃあ、お酒が好きな人には、やっぱり日本酒がいいと思うわよ。日本酒は色々な種類があって、味や香りも違うから、飲み比べるのも楽しいのよ。

そう言われるとね、私はこのお店でも置いてる「獺祭　純米大吟醸 磨き三割九分 DX箱入り」をおすすめするわ。これは旭酒造というメーカーが作ってる日本酒で、原料の米を30%まで磨いて造ってるの。磨くというのは、米の表面にある不純物を取り除くことで、米の芯にある旨みや甘みを引き出すことなのよ。米の外側を60.1%も削って、中心部分だけで酒を造るのよ。米の外側には雑味の原因になるタンパク質や脂質が多く含まれているから、磨き三割九分にすると、それらを取り除いて、米の芯にある旨みや甘みを引き出すことができるのよ。だから、磨き三割九分の酒は、香りが華やかで味わいがクリアなのよ。でも、そんなに磨くと米が小さくなってしまうから、造れる量も少なくなるし、技術も手間もかかるのよ。だから、磨き三割九分は最高級の日本酒になるのよ。

そういうことでもないわ。実は、精米歩合1%の日本酒もあるのよ。それは米の外側を99%も削って造ったお酒で、贅沢で貴重なものなのよ。でも、それが必ずしもおいしいというわけではなくて、原料の米や水や酵母によって味わいが変わるからね。精米歩合はあくまで味の指標のひとつであって、自分好みの日本酒を見つけるためには色々試してみることが大切だと思うわよ。

そういうこと。獺祭は磨き方によって呼び名が違うのよ。磨き三割九分は純米大吟醸と言って、最高級の日本酒になるの。味はフルーティーで爽やかで、香りも華やかで高級感があるのよ。DX箱入りは特別な箱に入ってて、見た目も豪華だから、贈り物にぴったりだわ。

確かに安くはないけど、それだけ価値があるお酒だからね。一度飲んだら忘れられない味だわよ。私も時々飲むけど、幸せな気分になれるのよ。

そうね。獺祭純米大吟醸磨き三割九分は、フルーティーで華やかな香りと甘みと旨味のバランスが特徴的なお酒だから、合わせる料理も香りや味を邪魔しないシンプルでさっぱりしたものがおすすめめよ。例えば、鯛のカルパッチョとか、サーモンとカマンベールのカナッペとか、青じそと梅の大根サンドとか。
香りや甘みを引き立ててくれるだけじゃなくて、獺祭純米大吟醸磨き三割九分の後味をすっきりとさせてくれるわよ。

そうよ。だから、貴人グラスやフルートグラスなど、香りを楽しめる細長い形のグラスで飲むのがおすすめ。冷やして飲むと、爽やかさやキレも感じられて、お酒の香りが鼻に広がって、味わいもより一層引き立つのよ。

獺祭が獺祭のために作ったグラスなのよ。貴人とは「身分の高い人」「高貴な人」や「奥ゆかしく物静かな上品で優雅な女性」を意味する言葉で、日本酒の国酒としての価値を高めることを願って名付けられたそうよ。細長く透明で、獺祭のロゴが入ってるの。

そうね、獺祭は日本酒の中でも有名な銘柄だわ。山口県の旭酒造という蔵元が造ってるのよ。獺祭という名前は、獺が捕らえた魚を岸に並べて祭りをするように見えるところから、詩や文を作る時に多くの参考資料を広げ散らすことを意味するのよ。

そうかもしれないわね。獺祭は米をとても細かく磨いて造っているから、味や香りがとても繊細で美しいのよ。詩や文にもそういう美しさが必要だと思うわ。でも、それだけじゃなくて、獺祭はどんな人にも楽しんで飲んでもらいたいという蔵元の思いがあるの。だから、おいしい日本酒が好きな人なら誰でも獺祭を飲めるわよ。