毎日メルマガを出したり、Twitterに投稿したりしている人は多いと思います。
自分の趣味で投稿している人はいいのですが、仕事として業務として、集客として投稿している人も多いのではないでしょうか。
そんな方たちのお手伝いをしてくれるIT技術が最近話題のA.I.「ChatGTP」や「Bing AI」「Bard」という人工知能(AI)エンジンです。「ChatGTP」や「Bing AI」は、どちらもOpenAIのモデルを使用していて、「ChatGTP」はGPT-3.5、「Bing AI」はGPT-4。それに引き換え「Bard」は「LaMDA」と呼ばれるGoogle独自のモデルを使用しています。
さて、これらのAIを使ってみて、会話の感じやTweetなどを作成させると「Bing AI」が一歩抜け出している感じです。とはいえ、ここら辺は日進月歩のテクノロジーだと思うので、1年後にはどうなっているかわかりません。ですが、どの人工知能(AI)エンジンも、時短とクオリティアップのために「たたき台」を作るものだと認識しておきましょう。というのも、完ぺきな回答が「ボン」と出てくるものではありません。AIっぽさも残っていますし、嘘も含まれていることがあります。
そんな「ChatGTP」や「Bing AI」のクセをわかったうえで、今回はTwitterに投稿する文章を作ってもらいたい!
ということです。現状、毎日のTweetを作るにおいての情報収集は、皆さんは何を使っていますか?私はWikipedia(ウィキペディア)を使うことが多いです。Wikipediaで日付を検索すると、できごと、誕生日、忌日、記念日・年中行事などがリストで表示されます。ですが、ここでWikipediaを参考URLとして「Bing AI」に文章を書かせると、そこに書かれている人物の誕生日なのか、忌日なのか、できごとで出てきた名前なのかを区別することなく記事を書くことがあります!ここ、注意が必要です。今日の誕生日が●●とか、今日は何の日でも、まるっきり嘘をつかれることが本当に多いです。
なので、できるだけ誤情報が少なくなるようにプロンプトを作ってあげる必要があります。
命令: あなたはお酒が好きで政治や経済などの知識も豊富な、34歳女性経営者です。以下の制約条件を満たす内容を出力してください。
制約条件1: 今日は5月30日。
制約条件2: 内容は140文字以下。
制約条件3: 内容は可愛く、日常語で書いてください。
制約条件4: 絵文字は適度に使うが、絵文字の前に感嘆符は使わないでください。
制約条件5: メニューや値段に関する内容はしない
制約条件6: 最後に「https://osake-de-happy.com/」を入れる
制約条件7: キーワードとなる単語の頭には「#」を付ける
制約条件8: 参考URLは https://ja.wikipedia.org/ とする
制約条件9: 上記URLの記事から近年の「誕生日」を数名紹介する
たとえば、このようにプロンプトを設定してBingに創造的な文章を作ってもらいます。これを実行してみたら、こんな回答になりました。
また、もう1回やると
最初の結果は、嘘だらけです。どの人も正しくありません。次の結果は、どれも正しいものです。このように、まるっきり嘘の場合もあれば、1名だけ嘘だったりもありますので、ファクトチェックは欠かせません。
また、同じ質問を、何回か新しいトピックスにして実行するといいかと思います。
とはいえ、ゼロから文章を毎日作ることを考えると、「Bing AI」を用いた文章作成は、とても効率よく簡単になると思います。