ラムはサトウキビの廃糖蜜や絞り汁を原料とする蒸留酒ですが、その名前の由来とされる語はどれでしょうか？

ラムの名前の由来にはいくつかの説がありますが、最も有力なのは、ラムを飲んだカリブの原住民が酔って騒いでいる様子を見たイギリス人が、デボンシャー方言で「興奮」や「騒動」を意味する「rumbullion」と表現し、その語頭を取ったという説です。他の説としては、ラテン語で糖類を意味する「saccharum」や、フランス語で茎を意味する「rheu」と英語の「bullion」（金塊）の合成語などがありますが、これらはあまり根拠がないとされています。