飲食店で使用するまな板の主な種類
種類 | 特徴 | 人気商品 |
プラスチック製 | 安価で軽量、衛生的でお手入れが簡単、カラーが豊富ですが、刃当たりが優れない、滑りやすい、包丁を傷めやすいというデメリットがあります。家庭用に向いていますが、飲食店では食中毒予防のために色分けして使い分けることが推奨されます | |
木製 | 刃当たりがよく、包丁が傷みにくい、滑りにくい、音が静かというメリットがありますが、やや高価でお手入れが手間、漂白剤が使えない、カビやひび割れが生じやすいというデメリットがあります。料理好きな方におすすめですが、飲食店では条例で禁止されている場所もあります | |
ゴム製 シリコン製 |
刃当たりがよく、お手入れが楽で傷つきにくいというメリットがありますが、熱に弱く重い、ゴムのニオイが気になることもあるというデメリットがあります。 ですが、プラスチック製と木製の良いところを兼ね備えたシリコン素材のものも増えてきました |
まな板の選び方
まな板の選ぶポイントは、「素材」「サイズ」「形状」「お手入れのしやすさ」の4つです。サイズは1人暮らし用なら20cm×20cmほどでも十分ですが、2~3人なら横幅30cmぐらい、4人以上なら横幅35cm以上あるとよいでしょう。形状は長方形は幅が広く切りやすいですが、正方形や円形はキッチンのスペースが狭くても使いやすいです。お手入れのしやすさは食洗機対応の可否や抗菌加工の有無をチェックするとよいです。
まな板の手入れ方法
まな板のお手入れ方法は以下の通りです。
- プラスチック製:使用後は水洗いして汚れを落とし、漂白剤や熱湯消毒をして乾かします。食洗機や乾燥機も使えます
- 木製:使用前に表裏を水で湿らせて拭き、使用後は塩とタワシで擦って洗い流し、熱湯消毒をして風通しの良いところで陰干しします。鉋で表面を削って包丁傷や汚れを取ることも必要です
- ゴム製:使用後は水洗いして汚れを落とし、漂白剤や熱湯消毒をして乾かします。食洗機や乾燥機も使えます。サンドペーパーやサンダーなどで表面を削ることも必要です