鍋は茹でる、煮込む、蒸すなどの調理に使います。寸胴鍋は深さがあって大量の食材を調理できます。片手鍋は小さくて持ちやすく、ソースやスープなどを作るのに便利です。中華鍋は広くて浅く、炒め物や揚げ物に適しています。

それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますので、以下にまとめました。選ぶときは、素材や容量やIH対応かどうかを確認しましょう。素材はアルミやステンレスやモリブデンなどがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。容量は人数や作りたい料理に合わせて選びましょう。IH対応かどうかは自宅の熱源によって異なります。

 

飲食店で使用する鍋の主な種類

鍋の種類 特徴 おすすめの料理 人気商品
寸胴鍋 寸胴鍋とは、上から下まで直径がほぼ同じの、円筒形をした厚手の両手深鍋です。

熱伝導率が高く、熱が逃げにくいことです。これにより、沸騰が早くなり、水分が蒸発しにくくなります。また、容量が大きいので、大量の食材を調理できます。

主に煮込み料理やスープなどの水分の多い料理に向いています。カレーやシチュー、ポトフやビーフシチューなどのコトコト煮込む料理や、パスタやラーメンなどの麺類を茹でるときに便利です。
片手鍋 片手鍋とは、その名の通り、片側に取っ手が付いた鍋のことです。片手鍋は、両手鍋と比べて小さめのものが多く、扱いやすいため、毎日使うのにとても便利です。 あらゆる料理に使いやすく、味噌汁やスープ、少量の煮物や揚げ物など幅広く活躍できるお鍋です。
中華鍋 中華鍋とは、中華料理に使われる丸底の鍋のことです。

熱伝導率が高く、短時間で高温になることです。これにより、食材の水分を飛ばして旨味を引き出したり、油を少なくしてヘルシーに調理したりできます。また、底が丸く浅いので、鍋を振って食材をかき混ぜやすいです。

主に炒め物や揚げ物などの火力の高い料理に向いています。チャーハンや炒めそば、麻婆豆腐や回鍋肉などの中華料理はもちろん、ステーキやオムレツなどの洋食や天ぷらや唐揚げなどの和食も作れます。蒸し料理や煮物などの水分の多い料理には不向きです。

鍋(寸胴鍋・片手鍋・中華鍋)の素材

鍋を選ぶときは、素材や容量やIH対応かどうかを確認しましょう。素材はアルミやステンレスやモリブデンなどがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。容量は人数や作りたい料理に合わせて選びましょう。IH対応かどうかは自宅の熱源によって異なります。

素材 特徴 メリット デメリット 人気商品
熱伝導率が高く、熱が逃げにくい 沸騰が早く、水分が蒸発しにくい 重くて持ちにくい
ステンレス 耐久性が高く、錆びにくい 長持ちする、お手入れが簡単 熱伝導率が低い
アルミニウム 熱伝導率が高く、軽い 時短調理ができる、持ちやすい 保温性が低い
チタン 耐久性が高く、軽い 長持ちする、お手入れが簡単 熱伝導率が低い
熱伝導率が高く、保温性が高い 熱しやすく冷めにくい、美味しい料理が作れる 重くて高価

鍋(寸胴鍋・片手鍋・中華鍋)のお手入れ方法

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